『風と共に去りぬ』 と1939年第12回アカデミー賞

風と共に去りぬ

公開:1939年
製作:メトロ・ゴールドウィン・メイヤー
監督:ヴィクター・フレミング
主演:クラーク・ゲーブル、ヴィヴィアン・リー
上映時間:224分
興行収入:1億9867万ドル

 特別賞含め、アカデミー賞10部門受賞、映画史に燦然と輝く不朽の名作、風と共に去りぬ。マーガレット・ミッチェルの長編時代小説が原作で、『風』は南北戦争を、『去りぬ』は貴族的白人文化社会の終わりを表していると言われています。


 舞台は南北戦争直前のアメリカ。 主人公はジョージア州タラの富豪の娘であり、気性の激しい美女、スカーレット・オハラ(ヴィヴィアン・リー)。彼女は名家の御曹司であるアシュリーに思いを寄せていましたが、彼は従妹であるメラニーとの結婚を決めており、スカーレットが思いを伝えるもアシュリーに拒まれてしまいます。
 そこで『評判のよくない人』である無頼漢のレット・バトラー(クラーク・ゲーブル)と出会い、口説かれるのですが、スカーレットはアシュレーとメアリーへのあてつけに、メアリーの兄であるチャールズと結婚します。

 程なく本格的に南北戦争が始まり、アシュリーもチャールズも戦争に参加することになりますが、チャールズは戦地で病に伏せって亡くなってしまいます。スカーレットはアトランタにいるメラニーの元へと赴き、そこでレットと再会します。
 戦争が激しくなり、アトランタも陥落しつつある中、スカーレットとメラニーはレットの助けでアトランタを脱出します。二人を助けたレットは戦争に向かい、二人はタラの地へと戻ることに。やっとの思いでたどり着いた故郷は既に焼け野原でした。

 これまでが前半のストーリーです。スカーレットの人生、そしてレットとの関係はどうなっていくのか、4時間弱とかなりの長編ですが、その分ラストシーンの感動も大きく、深く心に残り続ける作品です。

 長く愛される有名なセリフもあり、ラストシーンでのレット・バトラーの"Frankly, my dear, I don't give a damn"、そしてスカーレットの"After all, tomorrow is another day"などは映画ファンでなくとも聞いたことがあるかもしれません。


-----第12回アカデミー賞受賞リスト
作品賞 『風と共に去りぬ』 (監督:ヴィクター・フレミング)
監督賞 ヴィクター・フレミング
主演男優賞 ロバート・ドーナット 『Goodbye, Mr.Chips』
主演女優賞 ビビアン・リー 『風と共に去りぬ』
助演男優賞 トーマス・ミッチェル 『駅馬車』
助演女優賞 ハティ・マクダニアル 『風と共に去りぬ』
脚本賞 『風と共に去りぬ』
歌曲賞 『虹の彼方に』(オズの魔法使い)

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