マン・オブ・スティール ネタバレ感想など

8月30日公開、映画、マン・オブ・スティール観てきました。

ダークナイトのクリストファー・ノーランとデヴィッド・S・ゴイヤーのコンビ原案だけあって、かなり期待して観に行ったんですが、結果から言うと「あれ?」という作品でした。


だいたいのあらすじ

始まりは遠い宇宙の彼方、スーパーマンの故郷、滅亡の危機に瀕したクリプトン星です。高度に発達した文明を持った世界でしたが、滅亡の危機から、ゾッドという将軍がクーデターを企てていました。

ゾッドはクリプトン星人を選別した上で宇宙へ逃そうとしており、スーパーマン(カル・エル)の父であるジョー・エルは、考え方の違いから、ゾッドに狙われることに。

ジョーは、現在では禁じられている自然分娩により息子カルを誕生させ、さらにクリプトン星の宝である『コーデックス』をカルの体内へと隠し、地球へと脱出させます。

地球に逃れたカルは地球人の夫婦に拾われ、地球人として暮らすことに。しかしクリプトン星人の圧倒的な能力に、人生を思い悩みます。

一方で、クーデターに失敗したゾッドは、宇宙へと幽閉されるのですが、その後クリプトン星は滅亡し、ジョーへの恨みから、カルを追いかけて地球を狙う、というストーリーです。


みどころ

ストーリーのディテールは期待を裏切られた結果でしたが、みどころはなんといってもスーパーマンであるカルとクリプトン星人との戦闘シーンで、映画館で観るには最高のCGアクションシーンでした。

ビルが立ち並ぶところで戦うシーンでは、建っているビルは全部壊すくらいの勢いで、とにかくひたすら破壊されまくります。戦闘機の攻撃もなんのその、実写でドラゴンボールを観ている気分でした。

また、地球人ではないスーパーマンが、地球にどう受け入れられていくのか、そのあたりは多少よいシーンだった感じがします。


すきじゃないところ

冒頭にも書きましたが、ダークナイトを期待して観に行くのはやめたほうがよいです。バットマンは地球人ですが、スーパーマンはそもそも宇宙人で、本作もクライムサスペンスの陰鬱な雰囲気とはかけ離れた、SFアクションムービーに仕上がっていました。

また、本作で最も気に入らなかったのが、スーパーマンとゾッド将軍の決着です。お互い空を飛び回りながら、都市を一つ壊滅させるくらいの激しい戦いをしておいて、ゾッド将軍への止めがスリーパーホールドで首をへし折る、というなんだかよくわからないクライマックスでした。このシーンはひどかった。


まとめ

アクション映画を観に行く感覚で映画館へ行けば、なかなか楽しめるのではないでしょうか。

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