『サウンド・オブ・ミュージック』 1965年 第38回アカデミー賞 第23回ゴールデングローブ賞

サウンド・オブ・ミュージック

公開:1965年
監督:ロバート・ワイズ
出演:ジュリー・アンドリュース、クリストファー・プラマン
上映時間:174分

あらすじ

志願修道女のマリア(ジュリー・アンドリュース)は歌が大好きだった。ある日彼女は院長の命令で、7人の子供がいる、シングルファザーの退役海軍大佐トラップ(クリ ストファー・プラマー)家の家庭教師となった。

トラップ家の古風で厳格な教育方法に対しマリアは彼女一流の音楽教育を始めた。大佐が婚約者の男爵夫人を迎えにウィーンに旅立った後、マリアは子供たちに音楽の楽しさ、歌うことのすばらしさを教えた。

帰宅した大佐は子供たちの変りように驚きマリアを責めたが、 子供たちの美しいコーラスを聞いた時、心ならずも忘れていた音楽を愛した昔を思い出した。数日後トラップ家でパーティが開かれた。その頃オーストリアでもナチスの勢力が日増しに強くなり、広間に飾られたオーストリア国旗はナチ派の非難まとだった。

マリアは大佐と踊ったとき、彼を愛しているのに気づき修道院に帰った。しかし院長に励まされ、再びトラップ家に帰ったが、そこには大佐と男爵夫人の婚約発表が待っていた。

だが、子供たちはなつかず、大佐がマリアを愛しているこを知った夫人はひとりウィーンに旅立った。大佐とマリアは結婚した。大佐の友人マックスは彼らを音楽祭りに出場させることにした。

ハネムーンか ら帰った大佐を待っていたのはヒットラーからの召集令状だった。祖国への愛を裏切れない彼に残された唯一の道それは亡命だった。音楽祭りで一家が故国の民謡を歌った時、はからずも観衆の大コーラスがかぶさり、一家は優勝した。

その後修道院に身をかくした一家は、長女の恋人で、今はナチにくみするロルフに見つかったが、大佐の勇気が彼にうちかった。そして一家はスイス目ざして力強く山道を登っていった。


第38回アカデミー賞

作品賞: 『サウンド・オブ・ミュージック』
監督賞: ロバート・ワイズ - 『サウンド・オブ・ミュージック』
主演男優賞: リー・マーヴィン - 『キャット・バルー』
主演女優賞: ジュリー・クリスティ - 『ダーリング』
助演男優賞: マーティン・バルサム - 『裏街・太陽の天使』
助演女優賞: シェリー・ウィンタース - 『いつか見た青い空』


第23回ゴールデングローブ賞

作品賞(ドラマ) 『ドクトル・ジバコ』
作品賞(ミュージカル・コメディ) 『サウンド・オブ・ミュージック』
監督賞 デヴィッド・リーン
主演男優賞(ドラマ) オマー・シャリフ
主演女優賞(ドラマ) サマンサ・エッガー
主演男優賞(ミュージカル・コメディ) リー・マーヴィン
主演女優賞(ミュージカル・コメディ) ジュリー・アンドリュース

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